欠陥住宅メーカーの実例と写真｜特徴や割合は？相談窓口はどこ？裁判で訴えるケースも

せっかく建てた夢のマイホームが欠陥住宅だったら…考えるだけでも怖いですが、建物の傾斜、床下の水漏れ、壁のひび割れなど欠陥住宅は実例かなりあります。

この記事では、欠陥住宅の特徴を実例と写真で紹介するとともに、欠陥住宅の見分け方や相談窓口についてもチェックします。

欠陥住宅の特徴（実例・写真）
欠陥住宅が多いハウスメーカー
泣き寝入りしないために（相談窓口・裁判）

それでは早速、いってみましょう。

欠陥住宅の特徴

欠陥住宅とは、構造上の基準・性能を満たしておらず、安全性に問題のある住宅のことで、基礎や土台、柱や梁、壁、床など住宅の骨組みとなる部分に欠陥があるケースを指します。

欠陥住宅の割合

住宅検査会社の検査によると、建売住宅のうち8割〜9割は欠陥住宅といわれています。

新築 vs 中古

新築住宅と中古住宅では、新築の方が欠陥住宅が多い傾向があります。

新築住宅によくある欠陥部分はこちら↓

補強物の付け忘れ
耐力壁に構造用合板釘が打たれてない
基礎と土台を緊結するアンカーボルトが入ってない
断熱材の充鎮不足
屋根板金の取り合い部の防水処理

マンション vs 戸建て

マンションと戸建てでは、戸建ての方が欠陥住宅が多いといわれます。戸建を建てる施工業者のケアレスミスや見落としが主な原因です。

欠陥住宅の実例と写真

それでは次に、欠陥住宅の実例（防火違反と雨漏り）と写真を見てみましょう。

【欠陥住宅の実例①：防火違反】
出典：ゼロシステムズ

新築・戸建ての天井裏の給排水管と石膏ボードの施工の納まりが悪く、この状態では防火違反です。窓枠と壁との隙間も多く、都内の狭小住宅の施工になれていない大工さんかも知れません。

引用：https://0systems.com/2021/04/14/9369/

【欠陥住宅の実例②：雨漏り】

出典：yonaisk.co.jp/16271943721439

2階の天井裏(小屋裏)へ侵入して検査をすると、外壁上方から雨水が滴り落ちているところをダイレクトに確認。

写真の白いシートは外壁下地の透湿防水シートですが、雨水は防水シートの内側を滴り落ちています。

引用：https://www.yonaisk.co.jp/

サウナとは関係ないのですが、
建築関係の方、どうかご意見をいただきたいです。
築１年で窓際の板がこうなりました。一枚板でなく、貼り紙でした！施工業者に問い合わせたところ、木は生きてるから、とのスピリチュアル的な返答で直しません！！#建築 #リフォーム #欠陥住宅 #訴えることできますか pic.twitter.com/3rCKZ120HP
— kiko.rin.hat　キコリンハット (@shumino_sekai_) September 9, 2022

このような欠陥住宅が発生しないよう、居住前の段階で施工ミスがあるかの検査を専門業者（新築工事チェックサービス等）に依頼するのも、一つの手段です。

欠陥住宅が多いハウスメーカー

欠陥住宅が多いハウスメーカーワースト3を口コミ評判と合わせてご紹介します。（※ウェブ上の情報をもとにした当ブログ独自のランキングです）

	社名
欠陥住宅　1位	ダイワハウス
欠陥住宅　2位	積水ハウス
欠陥住宅　3位	セキスイハイム

ダイワハウス・・・『家を建てて1年しか経っていないのに不具合が多かったです』『サポートセンターに問い合わせても対応してもらえず、丁寧な対応は契約するまででした』
積水ハウス・・・『家を建ててすぐ修理が必要になり、連絡したものの3年たっても修理してもらえない。対応の悪さに腹が立ちます』
セキスイハイム・・・『トラブルが多い上に対応が悪い』『高いお金で建てた家なのにおもちゃのような仕上がり。住み始めて10年で雨漏りしてショック』

欠陥住宅の多いハウスメーカーは3社とも大手メーカーですが、ユーザーからのクレームが多いのはやはり気がかりです。

注文住宅やリフォーム購入の契約前、施行中、完成直後も疑問点は担当者に確認して欠陥住宅や齟齬（そご）がないよう慎重に進めていきたいですね。